川崎市産業振興財団(同市幸区)は6日、川崎の町工場で働く社員を格好良く紹介する特設サイト「ゲンバ男子川崎版」の広報応援大使に、ご当地アイドルグループ「川崎純情小町☆」を任命した。
「きつい、汚い、危険」の3Kのイメージが残り、若者の採用難が深刻化している製造業のイメージアップを図る。就職を志す若者を増やすため、2015年4月から同サイトや写真集で38人(うちゲンバ女子5人)を紹介。純情小町は、生き生きと働く社員らの姿をリポーターとして動画で伝える。
曽禰純一郎理事長から任命書を手渡された前田薫里さんや長嶺あずささんは、「ものづくりの街で、後継者不足を少しでも解消できるようにしたい。力強く、しかも資格などを持っていてカッコいい、そんな魅力を伝えたい」と話している。