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伝統校で学ぶ喜び伝え 横須賀、創立145周年の汐入小で学習発表会

話題 | 神奈川新聞 | 2017年11月26日(日) 02:00

歴史ある伝統校で学ぶ喜びを、寸劇などで日ごろの学習の成果として発表する児童たち=汐入小学校体育館
歴史ある伝統校で学ぶ喜びを、寸劇などで日ごろの学習の成果として発表する児童たち=汐入小学校体育館

 横須賀市汐入町の市立汐入小学校(児童110人)は25日、創立145周年の記念日を迎え、伝統ある学校で学べる喜びを地域に伝えようと、保護者や地域住民らを招いて、学習発表会を開いた。

 児童は、来賓や地域住民ら約120人を前に、音読劇や朗読、器楽の合奏など日ごろの授業で学んできた事柄や練習を重ねてきた大縄8文字跳びなどを、学年ごとに趣向を凝らして披露した。

 縄跳びダンスを発表した2年生は「地域や卒業生が守ってくれた学校をこれからもずっと大切にしたい」と声を合わせ、会場から盛んに拍手を浴びていた。発表会の締めくくりには、北原白秋作詞、同校出身の山田耕筰が作曲した校歌を出席者全員で合唱して節目の年を祝った。

 午後からは、毎年この時期に創立記念を祝ってPTAが主催している「汐っ子まつり」が開かれ、バザーやゲーム、模擬店などを展開。地域ぐるみで、にぎやかにお祝いムードを盛り上げた。

 同校は学制が敷かれた1872(明治5)年の創立で、豊島小学校とともに市内でも最古の伝統校。

 校長は「150周年までには、新たに英語学習が始まったり、東京五輪が開催されたり、中身がぎっしり詰まった5年間になる。子どもたちが楽しく元気よく過ごせる学校であり続けるための、節目の145周年にしたい」と話していた。

 
 

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