横須賀市内で収穫される野菜や果物のブランド「よこすか野菜」の出張販売が16日、市役所(同市小川町)の市民ホールで開かれた。
よこすか野菜は、今年10月、市内外での知名度向上やPR活動のためブランド化され、販売促進に使うロゴマークも作られた。今回の出張販売は、よこすか野菜の市民への認知を広げようと初めて開催された。
キャベツやカボチャのほか、赤や黒、紫といったカラフルなダイコン、葉付きのニンジンなど約20種類の新鮮な地元産野菜が並んだ。通常の価格より1割程度安い価格で提供され、開始前から市民らが行列を作っていた。
JAよこすか葉山が運営する農産物直売所「すかなごっそ」(同市長井)の滝口博士店長は「横須賀でこれだけの野菜が作られているということをもっと知ってもらいたい。生産者もこういう場を喜んでいる」と話した。今後も定期的に開きたいとしている。