大磯署員らが風水害災害に備える警備訓練が30日、大磯町国府本郷の大磯ロングビーチで行われた。各課から参加の約20人が県警危機管理対策課の指導を受け、救助の知識習得と技術向上に取り組んだ。
県警の「即応対策チーム」が自分自身と仲間、要救助者の安全確保を最優先する重要性などを指導。用具を使用した訓練では、ゴムボートの組み立てと操船、レスキューロープを使った救助などが行われ、署員らは掛け声を合わせて作業に臨んだ。
同署の浅見敏幸警備課長は「近年は台風やゲリラ豪雨での風水害が増えている。継続して訓練を続け、万一の時に備えたい」と話していた。