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【バスストップ】市営・59系統(8)菊名駅前 えがお高齢者に届け

話題 | 神奈川新聞 | 2020年1月1日(水) 14:00

青いバイクで「えがお」を届ける編集長の本間さん=横浜市港北区の菊名地区センター前
青いバイクで「えがお」を届ける編集長の本間さん=横浜市港北区の菊名地区センター前

 横浜市港北区の公共施設(しせつ)などで、「えがお」という名の高齢(こうれい)者向け無料情報紙をよく見掛(か)ける。月刊で、文字通り笑顔のお年寄りの写真が目を引く。

 読んでみたら、すごく楽しい。1面は区内の人物紹介(しょうかい)、2面は高齢者ファッション、サークル紹介、認知症(しょう)講座。3面は短歌・俳句・川柳(せんりゅう)の投稿(とうこう)と占い、最終面は盛りだくさんの催(もよお)し告知と「街の先生」紹介。4ページに情報が凝縮(ぎょうしゅく)されている。

 編集長は、菊名(きくな)駅近くの自宅を仕事場にしている本間克之(かつゆき)さん(56)。出版社に勤務した後、介護福祉士(ふくしし)に転身。グループホームで10年近く働き、昨年1月に「えがお」を創刊した。「福祉施設なら数十人ですが、情報紙なら数万人の手助けができますから」と動機を語る。


月刊の無料情報紙「えがお」
月刊の無料情報紙「えがお」

 想定読者は70歳(さい)以上の高齢者。長く接してきた経験から、スマートフォンやネットでの情報収集は少数とみる。「情報の保存は、切り抜(ぬ)き。紙の媒体(ばいたい)が非常に大切です」と本間さん。

 取材・編集、広告営業、配送を一人で行い、“ベイスターズ愛”に満ちた青いバイクで区内を駆(か)け回る。当初は発行4千部だったが、今や1万9500部で、目標の2万部は目前。届け先も40カ所から260カ所に増え、近頃(ごろ)は配達協力者もできた。町内会の回覧板にも挟(はさ)み込(こ)まれ、「自分用に1部欲しい」との要望にも丁寧(ていねい)に応える。

 今後の目標は「高齢者にライターを担ってもらうこと」。当事者の視点に直結した新しい紙面も楽しみだ。 

(小学校高学年向けに、難しい漢字にふりがなを振りました)
【2019年11月7日掲載】

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