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忖度の不条理を怪演 京浜協同劇団 17日から川崎市幸区で 別所実氏の作品

話題 | 神奈川新聞 | 2017年11月16日(木) 16:36

本番前の稽古に熱が入る劇団員=川崎市幸区古市場のスペース京浜
本番前の稽古に熱が入る劇団員=川崎市幸区古市場のスペース京浜

本番前の稽古に熱が入る劇団員=川崎市幸区古市場のスペース京浜
本番前の稽古に熱が入る劇団員=川崎市幸区古市場のスペース京浜

 川崎のアマチュア劇団「京浜協同劇団」が17日から、91回目となる公演で劇作家・別役実氏の代表作の一つ「病気」をスペース京浜(川崎市幸区古市場)で上演する。別役作品ならではの不条理な笑いを誘う芝居だ。

 14日夜、劇団員らは本番を目前に控えた稽古に臨んだ。「下剤だけでも飲みます?」「バリウムも、下剤も飲みません。病気じゃないんですから」。男性サラリーマンと医者、看護師役による軽妙で奇妙なせりふの応酬が笑いを誘う。

 「病気」は、健康なサラリーマンが応急救護所の前で看護師に「あなた、病気じゃありませんか?」と呼び止められ、無理やり病気にさせられてしまう喜劇。何げない妥協を繰り返すうちに思いもよらない結末に行き着く不思議な話だ。

 「不条理劇」で知られる別役氏の脚本作品に58年間の劇団史上で初めて挑戦し、10人の劇団員が演じる。会場中央に舞台を配し、四方から約100人の観客が取り巻く設営となる。

 代表の藤井康雄さん(74)は「何げない妥協や忖度(そんたく)の連続がいかに怖い結末を招くか。愉快だけではない不気味な笑いもあると思う。フェイクニュースがあふれ、安倍1強の政治状況が続く今の世相に通じるものも感じてもらえれば」と話している。

 公演は17~19日と23~25日の計10回。平日は午後7時から、土日・祝日は午前11時と午後3時から。前売り大人2900円、学生1500円など。申し込みは、チケット専用電話080(5988)8118。

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