横浜から絹の魅力を世界に向けて発信するイベント「ヨコハマ“絹FES”in大さん橋」が15日、横浜市中区の大さん橋ホールで開かれた。横浜絹フェスティバル実行委員会の主催、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの共催。
横浜の地場産業「スカーフ」の歴史と技法を紹介するコーナーでは、横浜繊維振興会の会長が「特に捺染(なっせん)技術に優れている横浜スカーフの魅力を感じてほしい」とアピールした。横浜ファッションデザイン専門学校の学生による横浜スカーフを素材にしたファッションショーも催された。
上州・信州の産地を結ぶ「絹のみち」の地域ブランド商品をはじめとした絹製品や横浜スカーフ、繭から抽出した天然のタンパク質のスキンケア商品「dear mayuko」などの展示即売が人気を集めた。着物の着付けやスカーフの結び方講習には若い女性たちの姿が多く見られた。
会場では、横浜ゆかりのアーティストのエディ藩さん、ミッキー吉野さんによるチャリティーミニライブも催され、若者から年配者まで盛り上がった。