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全国初「骨の博物館」標本400点 日大生物資源科学部

話題 | 神奈川新聞 | 2019年12月13日(金) 05:00

クロミンククジラ(奥)や「みなぞう」の骨格標本の間に立つ安倍館長
クロミンククジラ(奥)や「みなぞう」の骨格標本の間に立つ安倍館長

 藤沢市亀井野の日本大学生物資源科学部博物館が、「骨の博物館」としてリニューアルオープンした。骨の多様性と進化をテーマにした全国初の施設。同大を卒業し全国で活躍する獣医師のネットワークを生かし、400点以上の骨やはく製の標本を展示している。安倍弘館長は「ここでしか見られない貴重なものも多い。誰でも気軽に見学してほしい」と話している。

 1階と3階にある展示室のうち、1階部分をリニューアルして3日に再スタ-トした。展示スペースは2倍の約270平方メートルに拡大。これまでは統一的なテーマがなく、雑然と牛、馬といった家畜やゾウ、キリンなどの骨の標本を展示していた。

 リニューアルで陸、空、海の生息地別と、特殊な方法で骨格を染色した透明標本を展示する4エリアに分けた。館内の入り口近くにはシロサイ、アフリカゾウ、キリンなど陸地に生息する大型獣の骨格標本が並ぶ。ホワイトタイガーやシロテナガザルは骨とはく製をセットで展示し、構造を分かりやすく紹介している。

 海エリアにあるクロミンククジラの骨格標本は、全長約9メートルと最大の展示物。新江ノ島水族館の人気者で、2005年に11歳で死んだ「みなぞう」(ミナミゾウアザラシ)の骨格標本と頭部のはく製もある。


ホワイトタイガー(左手前)は骨格と剝製を展示している
ホワイトタイガー(左手前)は骨格と剝製を展示している

 各コーナーには、展示物の特徴や生息環境などを解説するパネルを掲示している。所蔵品はまだ多く、随時展示内容を変えていく方針だ。

 同博物館は、農獣医学部発足後に入手した骨格標本や標本模型などを管理する目的で1978年に資料室を設置。名称変更や展示室の拡張を経て2006年に生物資源科学部博物館となった。

 現生物資源科学部の卒業生は、全国の動物園や水族館で獣医師として活躍している。これらの卒業生から死ぬなどした動物の情報が入るため、標本が入手しやすいという。

 入館無料。開館時間は火~土曜の午前10時~午後4時。問い合わせは、同博物館電話0466(84)3892。

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