
2017年度川崎市文化賞などの贈呈式が6日、中原区の市国際交流センターで開かれ、市立坂戸小学校合唱団(高津区)や映画プロデューサーで文筆家の小倉美惠子さん(54)ら5人1団体の功績がたたえられた。
受賞したのはほかに、社会功労賞の医師高野繁さん(67)、スポーツ賞の川崎野球協会理事長川島哲男さん(81)。今後の活躍が期待されるアゼリア輝(かがやき)賞には、写真家の新井卓(たかし)さん(39)とジャズピアニストの桑原あいさん(26)。
贈呈式で、福田紀彦市長は「川崎市は人材の宝庫だと内外に示した。今後も輝いてほしい」とたたえた。坂戸小の代表の生田圭太君(12)ら6年生3人は「(30年余の歴史を持つ同合唱団の)これまでの積み重ねがあったから、こんなすごい賞がもらえた」と話していた。
アゼリア輝賞の桑原さんは16日に「かわさきジャズ」のプログラムで公演(午後7時からラゾーナ川崎プラザソル、3500円)を行う。