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テーマは「開運」 岡本太郎美術館が20年記念展

話題 | 神奈川新聞 | 2019年12月2日(月) 05:00

開運をテーマに岡本太郎がデザインした扇子などが展示されている記念展=川崎市多摩区の市岡本太郎美術館、2019年12月1日午後1時35分ごろ撮影
開運をテーマに岡本太郎がデザインした扇子などが展示されている記念展=川崎市多摩区の市岡本太郎美術館、2019年12月1日午後1時35分ごろ撮影

 開運をテーマにした展示会「開運岡本“福”太郎」展が川崎市多摩区の市岡本太郎美術館で開かれている。開館20周年を記念した企画で、岡本の重要なモチーフである「太陽」をはじめとした縁起の良い色や形、主題を、書家や占い師として活動する高天麗舟さんの特別監修による方位学を取り入れた展示構成で紹介している。来年1月13日まで。

 展示は、岡本が終戦後間もない時期に描いた、人間とネギを構図に取り入れた「重工業」のほか、絵画や彫刻など計約180点が並ぶ。岡本がデザインした縁起物の扇子や、太陽をテーマにした作品も見ることができる。岡本が生前に各地で収集したこけしや虎の張り子などのコレクションも飾られており、館内はおめでたい雰囲気に包まれている。

 同館は「岡本太郎の創作エネルギーを感じることで、来場者の運気が上がれば」と話している。

 観覧料は企画展とのセット料金で大人千円。高・大学生、65歳以上は800円。1月13日を除く月曜と12月29日~1月3日休館。問い合わせは、同館電話044(900)9898。

 
 

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