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清川の歩み一冊に 村制施行60周年

話題 | 神奈川新聞 | 2016年9月30日(金) 02:00

60歳の“誕生日”に発行される「清川村史 資料編」
60歳の“誕生日”に発行される「清川村史 資料編」

 30日に村制施行60周年を迎える清川村は、記念事業の一環として「清川村史 資料編」を同日付で発行。来月2日に60周年記念式典と村史発刊記念講演会を行う。加えて村役場前の「道の駅 清川」での記念セールなども予定しており、にぎやかに村の“還暦”を祝う。

 清川村の誕生は1956年9月30日。煤ケ谷と宮ケ瀬の2村が合併し、山にあって清らかな水源を守る思いを込め「清川村」と名付けたという。村史編さんは昭和50年代に取り組まれ、「年表編」(上・下)が85年に出たが中断。4年前に60周年を視野に再開した。

 完成した資料編はA5判、口絵カラー4ページに本文470ページ。考古、中世、近世、近代、現代の区分で全254点を紹介。各時代をおおまかに捉えた総説の他、資料ごとに解説を載せた。文字資料は、年代的には承安2(1172)年の「伊豆山神社経塚出土和鏡銘」から1976年の「宮ケ瀬ダム煤ケ谷地域対策協議会事業報告」までが収録された。

 村民の希望者には無料配布(1世帯1冊、3日から受け付け)。10月2日の式典後は村図書館で閲覧できる。

 記念講演会は同2日午前11時10分から、生涯学習センターせせらぎ館2階みどりホールで開かれる。「資料編」編集委員長で元県立公文書館郷土資料課長の樋口雄一さんが「清川村の大きな歴史」を語る。午前10時からの式典に引き続いての開催で、いずれも入場自由。

 「道の駅」の記念セールは同1~7日。1~2日には千円以上の購入者に60周年記念特別「道の駅きっぷ」をプレゼントする。各日先着150枚。

 清川村史の問い合わせは、村教育委員会事務局電話046(288)1215。式典その他の記念事業全般は、村総務課電話046(288)1212。

 
 

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