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ものづくりの現場を体験 川崎で見学会

話題 | 神奈川新聞 | 2017年10月30日(月) 02:00

1千度近くで熱して柔らかくなった鋼材を曲げる子どもたち=川崎市高津区下野毛
1千度近くで熱して柔らかくなった鋼材を曲げる子どもたち=川崎市高津区下野毛

 工場跡地などに住宅が建ち住工混在地区となっている川崎市高津・中原区の境界にある下野毛工業協同組合(68社)は29日、見学会「オープンファクトリー」を開き、子どもや住民らがものづくりの現場を体験した。

 近隣住民に製造現場を理解してもらいトラブルなどを少しでも減らそうと開催し4年目。今年は8社が現場を公開した。板金・機械加工の上代工業では、クレーンを使ってお菓子の入った容器を移動させるゲームや、ガスバーナーで熱した鋼材を手で曲げる体験コーナーなどを用意し、子どもらが夢中になっていた。

 宮前区から母親と来た市立小1年の児童(7)は、「工場は思っていたより広い。フォークリフトの運転席に乗れて楽しかった」と笑顔を見せた。同組合の理事長は「操業環境は厳しくなっているが、ものづくりの灯は消せない。今後も理解してもらうため、見学会を続けていきたい」と話している。

 
 

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