台風15号で被害を受けた姉妹町の千葉県横芝光町を支援するため、松田町で24日に開催される「まつだ産業まつり」で、チャリティーイベント「フランクフルト募金」が繰り広げられる。まつりへの参加がかなわない常連出展者にちなんだ形でエールを届けようと、町などでつくる実行委員会が企画した。
松田町は1968年に当時の光町と姉妹町交流の協定を結び、2006年の合併で横芝光町になった後も交流を続けている。同町は20年ほど前から同産業まつりに参加。毎年、地元産のネギとゴボウを販売し、来場者から好評を得ていた。
しかし、今年は9月の台風15号による被害のため販売中止に。横芝光町は「日本ソーセージの父」とされる大木市蔵の出身地であることから、実行委は募金に協力した先着500人に市蔵のレシピによる大木式フランクフルトを配るチャリティーイベントの実施を決めた。
まつりは、JR松田駅北口広場周辺で午前9時半~午後3時半。新鮮な地場農産物などが販売され、自慢のグルメが味わえる。また、町制110周年を記念して足柄上地域1市5町のご当地キャラクターが集合するステージなども行われる。問い合わせは、町観光経済課電話0465(83)1228。