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みせる三浦半島に 横須賀で生産者が語る催し 試食会も

話題 | 神奈川新聞 | 2019年11月12日(火) 05:00

参加者が生産者や飲食店関係者らと直接触れ合いながら三浦半島の食材を味わった試食会=横須賀市本町コミュニティセンター
参加者が生産者や飲食店関係者らと直接触れ合いながら三浦半島の食材を味わった試食会=横須賀市本町コミュニティセンター
参加者が生産者や飲食店関係者らと直接触れ合いながら三浦半島の食材を味わった試食会=横須賀市本町コミュニティセンター

 三浦半島の食材の魅力を語り、楽しむ交流イベント「三浦半島まるかじり! mi(み)食祭」が10日、横須賀市本町コミュニティセンター(同市本町2丁目)で開かれた。農業関係者や飲食店経営者らによるトークセッションや、三浦半島で取れた野菜や魚介類の試食会が行われ、約100人が参加した。 

 イベントは、かながわ信用金庫、京浜急行電鉄、関東学院大、横浜市立大、三浦商工会議所、横須賀商工会議所、神奈川新聞社の7者でつくる「三浦半島地域活性化協議会」の主催。

 神奈川新聞の横須賀・鎌倉版で連載「ぶらり食紀行」を執筆しているコラムニスト石井亨さんが講演。「三浦半島は食の宝庫。2020年は観光客も増え、その魅力を宣伝してくれるチャンス。みせる三浦半島にしたい」と、三浦半島の地域活性化や観光のあり方を説いた。

 続いて関東学院大人間共生学部の神野由紀教授が「大学と食の地域連携の可能性」と題して、三浦市内の農家とのプロジェクトの事例を紹介。「まず地元に生産物や商品に親しんでもらって、自信を持って外へのお土産にしてもらうことが大事」などと述べた。


三浦半島の食の魅力について話したトークセッション
三浦半島の食の魅力について話したトークセッション

 トークセッションでは、飲食店経営者や農家らが登壇。三浦半島を「食の福袋」と捉え、その魅力の伝え方や自らの取り組みを説明した。「生産者が楽しまないといけない」「種まきから収穫までのストーリーを伝えたい」「素材だけじゃなく人のつながりが魅力」などと、それぞれの立場で語った。

 試食会では三浦市内で養殖されているチョウザメの刺し身や、三浦半島の色とりどりの野菜、魚介類の加工品などが振る舞われた。参加者は味わいながら生産者らと交流した。

 チョウザメのカルパッチョを食べた横浜市磯子区の水谷浩さん(62)は「養殖されているのは知っていたが、食べるのは初めて。脂が乗っていて癖もなかった」と話した。

 
 

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