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都筑の歩み一冊に 25周年記念し、区史発刊

話題 | 神奈川新聞 | 2019年11月9日(土) 05:00

本文が横書きで、写真や図表が多く盛り込まれた「図説 都筑の歴史」
本文が横書きで、写真や図表が多く盛り込まれた「図説 都筑の歴史」

 横浜市都筑区の歩みをたどる区史「図説 都筑の歴史」が9日、区制25周年を記念し発刊される。区内の連合町内会や各種団体の代表らでつくる都筑区ふるさとづくり委員会が中心となり、編さん委員会を組織して3年かけて作り上げた。縦書きで文字が多い従来の郷土誌と異なり、横書きの本文にカラーで写真や図版を載せ、大人から子どもまで“見て分かる誌面”になっている。

 区史は約3万年に及ぶ都筑の歴史が概観できる序章に始まり、原始・古代・中世・近世・近代・現代に時代を分けて紹介。編さん委員会の副委員長で、調査・執筆の要となった地域史研究家の相澤雅雄さん(71)は編さんに当たり、「原資料に基づいて、新しい史実をできるだけ盛り込むことに努めた」と話す。

 実例として中世の章では、石造物が多く残る無量寺(同区佐江戸町)の調査で、経文を中に納める宝篋(ほうきょう)印塔(いんとう)を新たに発見したことに触れ、石の加工技術が高度で、室町時代中期の年号も刻まれた貴重な資料として紹介している。

 また港北ニュータウン開発前の発掘調査に携わった関係者が原始・古代の執筆に携わり、旧地形に基づく地図に遺跡の位置を記した「都筑区の遺跡図」も新たに作成し、都筑が市内で最も遺跡が多い区であることを視覚的に表した。発掘後のニュータウン建設の歩みについても詳述している。

 各章とも見開き2ページで一つのテーマを扱い、目次を手掛かりに興味のある箇所から読める体裁になっている。正しい読み方を伝えるため、難しい地名や固有名詞にはルビを振った。相澤さんは「歴史散歩などで積極的に利用いただき、区内で生まれた子どもには、ふるさとの歴史学習に役立ててほしい」としている。

 「図説 都筑の歴史」はA4判フルカラー262ページで、2300部を刊行。価格2200円(税込み)。有隣堂センター南駅店、ブックファーストモザイクモール港北店、ACADEMIA港北店などで9日から販売。都筑区役所1階売店では11日から。問い合わせは区地域振興課電話045(948)2235。

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