川崎の街をジャズの音色で染める「かわさきジャズ2019」が7日から、川崎市内各所で本格的に公演が始まる。「ジャズは橋を架ける」をキャッチフレーズに、今年で5回目の開催。国内外のトップアーティストから若手まで、多くの出演者が「かわさきジャズ」でしか見られないセッションを繰り広げる。
5日夜にはミューザ川崎(川崎市幸区)でオープニングパーティーが開かれ、市原ひかりさん(トランペット)と細川千尋さん(ピアノ)が「マイファニーバレンタイン」など2曲を披露。アドリブのきいた演奏に会場は盛り上がった。
草壁悟朗実行委員長(川崎商工会議所会頭)は「(会場となる)新百合ケ丘、溝口、川崎と、市内の各地に音楽の橋が架けられ、つながる。5回目を迎えてかわさきジャズがそういう存在になっている。ぜひ楽しんでいただけたら」と呼び掛けた。
今年のかわさきジャズは9月に始まり、子ども向けワークショップや公開講座などを重ねてきた。本格的な公演は7~17日の日程で行われる。問い合わせは、かわさきジャズ実行委員会事務局電話044(223)8623。