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不登校、引きこもり経験者 「ミュージカル」という目標へ

話題 | 神奈川新聞 | 2019年10月23日(水) 11:44

12月公演へ参加者募集


ミュージカル公演に向け、おどるなつこさん(右)と練習する若者たち =横浜市磯子区
ミュージカル公演に向け、おどるなつこさん(右)と練習する若者たち =横浜市磯子区

 不登校や引きこもりなどの経験がある若者たちが、イエス・キリストの最後の7日間を描いたミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」を演じるため、稽古に励んでいる。居場所となり、達成感を持つことを目的に、12月20、21日に一般向けの無料公演を行う予定で、出演者や裏方で参加したい若者も募集している。

 ミュージカルは、若者の居場所づくりや就業支援を行うK2インターナショナルグループ(横浜市磯子区)のNPO法人「ヒューマンフェローシップ」が企画した。

 不登校や引きこもりの人が居場所などに通えるようになる意義は大きい。だが、“その後”の目標がイメージしづらいという課題があるという。同法人代表理事の岩本真実さんは「一人一人が役割を持ち、力を合わせて発表することで達成感を得られれば」と公演の目的を話す。

 9月末に同区のスタジオで行われた練習には、ミュージカルに参加する若者約15人が集まった。多くは不登校や引きこもりの経験者だ。講師でダンサーの、おどるなつこさんの指導で体をほぐしながら自己紹介したり、歌に合わせてステップを踏んだり、楽しそうに体を動かした。同区の男性(19)は「引きこもっていた間は体が動かなかったが、最近は柔らかくなってきた」。熱心にダンスに取り組んでいた男性(21)は「活動することで生まれるコミュニケーションが楽しい。舞台を成功させたい」と意気込む。

 公演で発表するのは3曲程度を予定し、歌やダンスの経験は不問。練習は週1~2回あるが、公演までに1回でも参加すれば当日の舞台に立てる。練習ではじっと座っているだけの人もいて、スタジオが居場所にもなっている。「そういう場を求める人、何か面白いことをしてみたい人に加わってほしい」と岩本さん。「この経験が本人にとって本当に必要なサポートや、進学、就職など目的を見つけるきっかけになればいい」と期待する。

 同法人では、ミュージカルの参加者を募集している。原則中学生から25歳ぐらいまでで、12月20、21日の公演に参加できることが条件。問い合わせは、同法人事務局電話045(762)1435。

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