東欧スロバキアのズザナ・チャプトバ大統領が21日、大本山總持寺(横浜市鶴見区)を訪れた。江川辰三貫首と会談し、座禅を体験するなど禅の世界を満喫した。
大統領は大祖堂で焼香を済ませた後、日本庭園・紫雲庭が見える庵(いおり)で抹茶を堪能。庭に向かって約20分間、1人で座禅を組んだ。
市民運動出身のリベラル派として知られ、今年6月に同国初の女性大統領として就任したばかり。天皇即位の儀式「即位礼正殿の儀」(22日)に出席するため20日に来日。同国で13年間、座禅に親しんでいた縁で同寺に招かれた。