50回目となる伊勢原市の「伊勢原観光道灌まつり」が14日、小田急線伊勢原駅周辺などで始まった。
初日は、江戸城を築いたことで知られる室町後期の武将・太田道灌の墓前祭を市内の墓所で開催。また、日本三大薬師の一つ日向薬師(同市日向)の例大祭で行われる儀式「神木(しぎ)のぼり」が駅近くの広場で披露された。山伏が高さ3メートルほどの木に登り、まつりの安全を祈った。
最終日の15日は道灌の子孫で俳優の北村有起哉さんが鷹(たか)狩(が)りに赴く先祖に扮(ふん)し、午後0時20分から同1時40分まで、同駅周辺の約2・4キロをパレードする。