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湯河原のミカン、長野・松本市でPR 農家の向笠さん

話題 | 神奈川新聞 | 2017年10月14日(土) 11:53

長野県松本市までトラックでミカン1トンを運ぶ向笠進さん=湯河原町吉浜
長野県松本市までトラックでミカン1トンを運ぶ向笠進さん=湯河原町吉浜

 湯河原町に住むミカン農家の向笠進さん(81)が県外でのPRに取り組んでいる。毎年トラックに1トンほど積み込み、長野県松本市へ。伝統行事「松明(たいまつ)祭り」に合わせて、来場者に早生(わせ)ミカンを配っている。現地の人との縁が結んだ活動はことしで11年目。14日夜の開催に向けて「祭りのお客さんに楽しんでもらえれば」と意気込んでいる。

 向笠さんは、親子3代続く農家。作り続けて50年になるベテランは「湯河原産のものは甘く、西日本で収穫されるものと比べて酸味があって長持ちする」と胸を張る。

 毎年農家仲間ら約10人と協力し、祭りが催される同市の浅間温泉へトラックを3時間以上走らせる。大小約50本の松明を担いで温泉街を練り歩くさまを見物する観光客らに手渡しているが、楽しみに待つリピーターもいるという。

 きっかけは、配布場所としている旅館「菊之湯」を切り盛りする女将(おかみ)との出会いだ。

 写真が趣味で世界中を旅していた向笠さん。20年ほど前からは、山の写真を撮影しに長野県に足しげく通っていたが、訪れたことのあるインドネシアやパキスタンの染め物「更紗(さらさ)」を展示していた菊之湯が目に留まった。

 女将と親しくなり、湯河原のミカンのPRだけでなく、その歓待へのお礼も兼ねて「旅館の前でミカンを配らせてほしい」と提案した。2007年から来場者への配布をスタート。菊之湯では「恒例の行事」となっているという。

 ことしの松明祭りは14日夜。トラックの荷台にはもう自慢の味をいっぱい積んでいる。「いつも良くしてくれる旅館への恩返しでもある。来年以降も続けていきたい」と向笠さん。菊之湯も「松明祭りのお客さんも心待ちにしていると思う」と話した。

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