
秦野市内などの小中学生らが活動するダンスチーム「OOPS(ウップス)!!」が10月19日、東京都内で開かれる全日本小中学生ダンスコンクールに初出場する。8月17日に都内であった東日本大会で初の金賞に輝き、出場権を獲得したチームは全国の舞台でも躍進を誓っている。
ウップスは1998年、秦野市内でスタートしたダンススタジオ「MK☆ダンス」に通うメンバーで活動を開始した。
8月の東日本大会には秦野、伊勢原両市内と東京都町田市内のメンバー計15人が出場。異なる学校同士のチームがエントリーするオープン参加の部で、東北や関東などの48チーム中上位9位以内に食い込み、金賞を受賞した。
9月27日に、ウップスのメンバーら10人が秦野市役所を訪問。リーダーで伊勢原市立山王中学校2年の中井川晴菜さん(14)は「びっくりし過ぎて大泣きした」と東日本大会を振り返り、全国大会に向けては「みんなで楽しく、全力で力を出し切れればと思う」と目標を語った。指導者の小倉誠さん(49)は「自分と仲間を信じて緊張せず、楽しんで踊ってほしい」とエールを送った。
高橋昌和秦野市長は「気持ちを一つにダンスができれば一番いい。楽しく元気に頑張ってきてほしい」と激励した。