「小田原市障がい者レクリエーション大会」が15日、県立西湘地区体育センター(同市西酒匂)で開かれる。従来は障害者が対象のイベントだったが、障害の有無に関係なく一緒に楽しめるよう、今回は午後から誰でも参加できるように変更する。
市障害者福祉協議会主催の同大会は、これまで市内の施設に通う障害者やその家族ら、例年350人程度が参加してきた。
2020年の東京五輪・パラリンピックの開催を前に、市が「障害者も健常者も一緒に楽しめるスポーツイベントを開催したい」と同協議会に依頼。午後から、申し込みがなくても誰でも参加できるようにした。
当日はボッチャやインディアカ、スティックボールなど約20種のスポーツなどが楽しめる。尻を床に付けたまま行う「シッティングバレーボール」の体験会なども予定され、現役選手8人が実演する。市企画政策課は「少しずつでもこうした取り組みを広げていきたい」と話している。
大会は午前9時50分から午後2時半までで、午後0時40分から自由に参加できる。上履き持参。問い合わせは、同課電話0465(33)1379。