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そこにあった普段着の横浜を後世へ 17日から初の写真展

話題 | 神奈川新聞 | 2017年10月10日(火) 02:00

2002年ごろの関内アカデミー
2002年ごろの関内アカデミー

 横浜の街角を20年以上撮影しているアマチュアカメラマン山岸丈二さん(46)が17日から、初の写真展「横濱 失われた街角」を横浜市中区宮川町2丁目の大貫カメラ2階ギャラリー「フォーカスポイント」で開く。「見慣れた日常の風景こそ記録される機会が少ない。10年後、20年後、そしてその先へと残していきたい」と意気込んでいる。23日まで。

 山岸さんが本格的に撮影を始めたのは、横浜の歴史を調べて歩く中で、それぞれの街の独特のにおいや空気感を記録したいという思いから。モノクロフィルムにこだわり、ハマっ子が暮らす街角を撮ってきた。

 関内や伊勢佐木町周辺、横浜中華街、横浜駅周辺では近年、開発の波にのまれて街並みが姿を変えている。多くの名店が次々と閉店し、歴史的な建物が相次いで壊された。「変化の激しいこの時期に、私なりの街の記録として紹介したい」。これまで撮影した膨大なフィルムから厳選し、中区を中心にかつての街角を写した42作品を展示することにした。

 山岸さんは横浜映画研究家としても活躍しており、区内にあった名画座への愛着はひとしお。横浜日劇(若葉町3丁目)、関内アカデミー(羽衣町2丁目)、かもめ座(宮川町2丁目)、伊勢佐木町東映(伊勢佐木町3丁目)などが写真で鮮やかによみがえる。

 洋菓子不二家日ノ出町店(日ノ出町1丁目)やジャズ喫茶ちぐさ(野毛町1丁目)、中華街(山下町)の安楽園や太平楼、大勝パーマなどの名店も。東西上屋倉庫(海岸通1丁目)といったかつての港湾施設も写真に残している。モノクロフィルムは全て手焼き銀塩プリントで仕上げた。


03年ごろの横浜日劇 (山岸丈二さん提供)
03年ごろの横浜日劇 (山岸丈二さん提供)


 写真展を控えて山岸さんは「横浜の街から失われてしまった風景に、懐かしくも新鮮な思いがすることだろう。その変化について考えるきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。

 入場無料。午前10時~午後7時(初日は午後1時から、最終日は午後5時まで)。問い合わせは、大貫カメラ電話045(231)0306。

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