洋風のしつらいで登場することの多いトルコギキョウの新たな魅力を紹介する「トルコギキョウ展 和モダンで織りなすきらびやかな世界をあなたへ」が7日、県立相模原公園(相模原市南区下溝)の大温室「サカタのタネ グリーンハウス」メインホールで始まった。入場無料。9日まで。
竹や千代紙、手まり、折り鶴、着物帯など「和」の小物をちりばめた会場に色や形、大きさもさまざまなトルコギキョウ約25品種1500本を展示。トルコギキョウの生花の髪飾りを着けた和服姿の案内係とともに記念撮影のできるスポットも用意され、来場者は職員に撮影を頼んで「和モダン」なシーンを楽しんだ。
トルコギキョウは、名前と異なり北米原産のリンドウ科の花。日本では見た目からキキョウと呼ばれる。トルコの名の由来は、ターバンのような花の形とも、トルコ石のような花色とも。種苗会社「サカタのタネ」が開発し、試験販売中の無花粉の花も展示。品種開発の歴史や多彩な品種を紹介するコーナーもある。
各日、和装で来場した先着10人に和の小物プレゼントあり。問い合わせは、公園管理事務所電話042(778)1653。