世界3大ミスコンテストの一つとされる「ミス・ワールド2019」世界大会の日本代表に選ばれた県内出身で高校2年の世良マリカさん(16)らが2日、県庁を訪れ、黒岩祐治知事に受賞を報告した。
ミス・ワールドの選考には、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に関する部門審査があり、県が政府から「SDGs未来都市」に選ばれていることなどから、8月に県庁大会議場で審査が行われた。
この日、世良さんはプラスチックごみの削減をテーマにプレゼンテーション。食べ終わった菓子の袋にジッパーを取り付けた小物入れを愛用しているとし、「私がSNS(会員制交流サイト)で発信することで、自分事として考える人が増えたら」と語った。
黒岩知事は県の取り組みを紹介した上で「SDGs推進に一番必要なのはミッション(使命)、パッション(情熱)、アクション(行動)。これを胸に頑張ってほしい」と激励した。
世良さんは11月20日から英国・ロンドンで開催される世界大会に出場する。