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みやまの里の中学校 松田町寄物語(1)
深山の奥 バラックのような校舎

話題 | 神奈川新聞 | 2019年10月1日(火) 18:00

創立当時の校舎(寄中学校提供)
創立当時の校舎(寄中学校提供)

 松田町寄(やどりき)地区は、同町のほぼ北半分を占める。中津川の深い峡谷沿いに各集落が散らばる中山間地で、昭和の大合併前は一つの村だった。

 明治期には文部大臣だった井上毅が来訪して「我もまた/住まはやとしも/思う哉/みやまのおくの/寄の里」という歌を詠んだ。町立寄小学校に石碑となっており、「みやま(深山)」は寄の代名詞でもある。

 町立寄中学校は国道246号の「寄入口」交差点から約6キロほど県道710号を行った所にある。現在は3年生のみ5人が在校している。町立松田中学校との統合が決まっていたため、地区の1、2年生計7人は入学時から、新校が置かれる松田中に通っている。

 寄中は戦後の学制改革で1947年に寄村立(当時)の新制中学校として、村立寄小学校(現在は松田町立寄小学校)の敷地に開校した。

 
 

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