
横浜の酒場文化や歴史、人の魅力を取り上げる地域情報誌「はま太郎」(星羊社)の最新号が刊行された。16号は南区特大号で、下町文化あふれる同区の魅力を過去最大の186ページで伝える。
特集「小さな商店の熟練の味」では地域自慢の製麺所や豆腐店、精米店を紹介。定食評論家・今柊二さんの「今柊二飯店」は美食を愛する人たちが通い続ける中華料理店を挙げる。
横浜市内の酒屋、酒場が1938年に結成した「市民酒場組合」の所属店「市民酒場」ののれんを掲げる老舗の魅力を、有名ブロガーら常連客が筆を振るう。
A5判、1600円(税抜き)。市内などの書店で取り扱い中。はま太郎は「横濱で飲みたい人の読む肴(さかな)」のキャッチコピーを掲げて2013年に創刊した。問い合わせは、星羊社電話045(315)6416。