植物や園芸の専門家の話を聞き、交流を深めるイベント「花端(はなばた)会議をはじめよう」が19日、横浜市青葉区の青葉公会堂で開かれる。NPO法人「森ノオト」と区が協働し、区内で花と緑の風土づくりを進める「フラワーダイアログあおば」事業の一環。
「花端会議」は井戸端会議に代わり、植物の手入れをしながら多世代交流を図る、同事業の中から生まれた考え方。
第1部は、はままつフラワーパーク理事長で、日本人女性初の樹木医として知られる塚本こなみさんが講演。あしかがフラワーパークの園長だった頃に、同園の大藤を移植した経験などを踏まえ、花や樹木との「対話」の大切さを語る。
第2部は、区内の園芸業者など花と緑に関わるプロが登壇し、塚本さんも加わって「交流セッション」が繰り広げられる。また会場ロビーには区内の園芸店、造園業者らが作った1メートル四方の花壇が多数展示され、区内各所に後日植え替えられる予定。
午後2時から。参加費無料、定員先着550人。申し込み方法などの詳細は区のホームページで確認できる。問い合わせは区政推進課電話045(978)2216。