
日本遺産の構成文化財の「東京湾要塞(ようさい)」について広く知ってもらおうと、横須賀市は11月、講義と現地見学会を組み合わせた講座を開催する。同市は「横須賀の近現代史を学んでほしい」と参加を呼び掛けている。
講座は3回に分けて開催。同5日は座学で東京湾要塞の歴史と現状を学ぶ(無料)。同12日は、かつて首都・東京と横須賀軍港を防衛する要塞で、陸軍や海軍が建造した遺構が多数点在している猿島=写真=を見学(1550円)。同19日は、明治期砲台の先駆けの「観音崎第一・第二砲台」と「走水低砲台」を訪れ、普段は入ることができない旧弾薬庫を見ることができる(50円)。
詳細は市ホームページ。各回定員20人(応募多数の場合は全回出席者を優先)。10月13日締め切り。問い合わせは、市地域コミュニティ支援課電話046(822)8303。