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はっけよい…ぎゃー! 比々多神社で泣き相撲

話題 | 神奈川新聞 | 2019年9月18日(水) 05:00

 赤ちゃんの健やかな成長を祈願する「一心泣き相撲 比々多場所」が16日、伊勢原市三ノ宮の比々多神社で行われた。地元伊勢原や厚木、平塚市の県内だけでなく、栃木や静岡など県外から生後6カ月から2歳までの約70人が参加し、会場に元気な泣き声を響かせた。

 全国の神社でつくる実行委員会が主催し、各地で毎年開かれている。

 境内に直径3.7メートルの土俵を設置。化粧まわしと紅白の綱、かぶとを着けた小さな力士たちが、まわし姿の東京農業大の相撲部員に抱きかかえられながら土俵入りした。


赤ちゃんの大きな泣き声が響いた泣き相撲、伊勢原市三ノ宮の比々多神社、2019年9月16日撮影
赤ちゃんの大きな泣き声が響いた泣き相撲、伊勢原市三ノ宮の比々多神社、2019年9月16日撮影

 行司や部員が「うおー」と声を上げたり、顔を近づけてびっくりさせたりすると、「うわー」「ぎゃー」と次々と声を上げて泣く赤ちゃんたち。行司は「この勝負、行司預かりにて万歳楽」と唱え、勝負を引き分けにした。

 生後10カ月の長男碧陽(あおひ)ちゃんを連れて参加した厚木市妻田西の会社員田口冬莉(とうり)さん(24)は「泣かないかと思ったけど、お相撲さんにはかなわない」と、わが子の泣き顔に満足げ。「最高の泣きっぷり。元気いっぱいに育ってほしい」と願いを込めた。勝負を見守った宮司の永井武義さん(53)は「泣き相撲を通して家族が絆を強めてほしい」と語った。

 
 

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