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リングから特殊詐欺撲滅を 大日本プロレスと県警

話題 | 神奈川新聞 | 2019年9月15日(日) 20:26

リング上のマイクパフォーマンスで特殊詐欺撲滅を呼び掛ける県警の警察官や大日本プロレスのレスラー=横浜市中区の横浜文化体育館
リング上のマイクパフォーマンスで特殊詐欺撲滅を呼び掛ける県警の警察官や大日本プロレスのレスラー=横浜市中区の横浜文化体育館

 敬老の日を翌日に控え、横行する特殊詐欺に注意を促そうと、横浜を拠点に活動する大日本プロレスと県警が15日、試合会場の横浜文化体育館(横浜市中区)で撲滅キャンペーンを行った。

 会場内のブースで、通話内容を自動録音したり、警告メッセージを発したりする機能を備えた「迷惑電話防止機器」を紹介。留守番電話の常時設定などと合わせ、有効な対策を啓発した。試合の合間には、所属レスラーや警察官、県警の振り込め詐欺撲滅ヒーロー「振り込まセンジャー」らがリング上で「敬老の日を機に特殊詐欺に改めて注意を」などとマイクパフォーマンスを行い、約3千人の観客に被害防止を訴えた。

 8月末から横浜市都筑区の道場を「子ども110番の家」とするなど、県警と連携して防犯対策に力を入れている大日本プロレス。沼澤邪鬼選手は、高齢者の被害が後を絶たない現状を踏まえ「さまざまな手口を知って、高齢の家族らに伝えてもらい、卑劣な詐欺被害に遭わないようにしてほしい」と話した。

 県警によると、昨年の特殊詐欺の認知件数(2774件)、被害総額(約61億1600万円)はともに過去最悪を記録。被害者の約9割が60代以上だった。

 
 

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