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浮世絵で“名月”味わって 秦野で企画展、広重など32点

話題 | 神奈川新聞 | 2019年9月15日(日) 05:00

月が描かれた浮世絵に見入る来場者 =秦野市平沢の「はだの浮世絵ギャラリー」
月が描かれた浮世絵に見入る来場者 =秦野市平沢の「はだの浮世絵ギャラリー」

 月が描かれた浮世絵や役者絵を紹介する企画展が11月4日まで、秦野市平沢の市立図書館内「はだの浮世絵ギャラリー」で開かれている。秋の月見シーズンに合わせたもので、会場には32点が並ぶ。入場無料。

 浮世絵師・歌川広重の「東都名所 道灌山(どうかんやま)虫聞之図(むしききのず)」は月が昇り始めた頃、虫の音を聞きに、道灌山(現東京都荒川区)に集まる大人や虫籠を持つ子どもの姿が描かれている。同じく広重の「江戸名所 高輪月の夕部」は、月が昇る海岸の風景が題材になっている。

 浮世絵が好きで、ギャラリーに月1回、足を運ぶという茅ケ崎市に住む宮嶋弘行さん(75)は「いろんな月の名所があり、画家によって月の描き方や配置する場所も違う」と話し、作品に見入っていた。

 午前9時~午後7時(火曜、祝日は5時まで)。月曜(祝日の場合は翌日)と9月27日、10月25日は休室。10月4日午後2時からは、職員が作品を解説する。問い合わせは、秦野市文化振興課電話0463(86)6309。

 
 

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