
旧東海道の一部「箱根八里」をテーマにしたシンポジウムが15日、小田原市入生田の県立生命の星・地球博物館で開かれる。街道が発展した経緯などについて理解を深める。箱根ジオパーク推進協議会の主催。
箱根八里は、小田原市、箱根町、静岡県の函南町、三島市にまたがる約32キロの道のり。昨年5月には、江戸時代の街道旅を追体験するストーリーが日本遺産に認定された。
シンポでは、箱根町立郷土資料館館長の鈴木康弘さんと三島市教育委員会郷土文化財室の辻真人さんが講演。かつて箱根越えをする際に使われた「小田原ちょうちん」を制作するワークショップも行われる。
午後1時から4時半まで。講演は定員300人で当日先着順。ワークショップは中学生までの子どもと保護者が対象で、13日までに同協議会事務局に電話かメールで申し込む。定員30人で先着順。いずれも参加無料。問い合わせは、同事務局電話0460(85)9560。