消費者と生産者、食品加工業者をつなぐ交流イベントがこのほど、横浜駅西口近くのレストラン「大ど根性ホルモン」で開かれ、50人が参加した。横浜市内で農業を営む10人が収穫した野菜を持ち寄り、7人の料理人らが調理、参加者に提供した。
同店のオーナーシェフ・椿直樹さんの呼び掛けで始まり、毎年「野菜の日」(8月31日)近くに開いてきた。
8回目の今年は、国連世界食糧計画が推進する飢餓撲滅キャンペーン「ゼロ・ハンガー・チャレンジ・フォー・アフリカ」の応援イベントとして開催。規格外のニンジンやダイコン、赤カブ、摘果ミカンなどを使用し、食品ロス削減を意識したメニューをそろえた。
参加者は、野菜のうまみを生かしたキッシュや野菜のマフィン、ピクルスや野菜チップスなど約30品を満喫。「おいしく食べながら、社会貢献できるなんて最高」などと話し、色とりどりの料理を写真に収めていた。