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カルタで学ぶ郷土の歴史 横須賀で郷土カルタ大会

話題 | 神奈川新聞 | 2019年8月26日(月) 05:00

カルタを通じ楽しみながら横須賀について学んだ参加者 =横須賀市稲岡町の記念艦「三笠」
カルタを通じ楽しみながら横須賀について学んだ参加者 =横須賀市稲岡町の記念艦「三笠」

 横須賀の文化や歴史、人物などを紹介した「横須賀カルタ」を使ったカルタ大会が25日、記念艦「三笠」(横須賀市稲岡町)で初開催された。合わせて日露戦争の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った連合艦隊司令長官・東郷平八郎と、東郷を司令長官に任命した海軍大臣・山本権兵衛の子孫によるトークショーも行われた。

 横須賀カルタは昨年、市民有志による製作実行委員会が作った郷土カルタ。カルタをもっと知ってもらい、楽しく横須賀の歴史を学んでもらおうと大会が企画された。

 老若男女約35人の参加者が複数のテーブルに分かれ、絵札を取り合った。読み上げられるたびに、実行委メンバーが「アーケード 三笠の長さだ 大滝町」といった各札に関する由来や情報などを説明した。

 16枚を取ったという市内在住の安西颯馬さん(29)は「カルタは何十年ぶりにやった。横須賀にずっと住んでいるが、知らないことも多く、楽しかった」と話した。


東郷平八郎や山本権兵衛、日露戦争などについて話をした東郷さん(右)と山本さん
東郷平八郎や山本権兵衛、日露戦争などについて話をした東郷さん(右)と山本さん

 特別企画のトークショーには、平八郎のひ孫・東郷宏重さん(59)と権兵衛のやしゃご・山本盛隆さん(55)が登壇。権兵衛が平八郎を連合艦隊司令長官に抜てきした際、「東郷は、運の良い男ですから」と評したエピソードは有名だ。盛隆さんは「平八郎さんが非常に勉強していたことを権兵衛は知っていた。親友をリストラしてまでも私情を挟まず司令長官にさせた」などと説明した。

 日本海海戦で危険を顧みず三笠艦橋に立ち続けた平八郎について、宏重さんは「指揮官がどこに立っているのかが大事で、士気にも関わる」などとその状況に思いを巡らせていた。

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