小学生が大相撲の力士に挑戦する「ふれあいちびっこ相撲」が24日、平塚市総合公園相撲場(同市大原)で行われた。市内で夏合宿を行っている高砂部屋の力士たちに、児童約30人が挑んだ。
子どもたちは四股を踏み、行司の合図とともに2人がかりで力士にぶつかった。激しい取り組みの末、土俵の外へと押し出すと、子どもたちは喜びの表情を見せていた。
市内から参加した小学5年の四之宮魁志さん(10)は「お相撲さんは大きくて強かったけど、勝てて楽しかった」と笑顔。主催した湘南高砂部屋後援会事務局の中村俊明さん(69)は「ここから将来の関取に成長する子が出てくれれば」と期待した。
高砂部屋は毎年、市内で夏合宿を行っており、今年で26回目。地元出身の幕下朝弁慶関はけがのリハビリ中で参加していないが、5月場所で幕内優勝した朝乃山関ら20人が、23日から同相撲場で朝稽古を公開している。公開朝稽古は25日までで午前8時から。