
港町ヨコスカがジャズの音色に染まるイベント「横須賀トモダチジャズ2017」(同実行委員会主催)が10月28日に始まる。5日間の開催期間中、14会場で約80のステージを展開。異国情緒あふれる音楽空間を演出する。
初開催となった昨年は2日間で約1万2千人が来場。ドブ板通りなどで約400人のミュージシャンが音色を響かせた。
10月28、29の両日は、「EM Club Legend」と銘打ち、京急線汐入駅前の「ヨコスカ・ベイサイド・ポケット」が会場。第2次大戦後、軍港近くにあったEMクラブ(米海軍下士官兵集会所)は米の一流ミュージシャンが演奏した本場ジャズの聖地で、ベイサイド・ポケットはその跡地に立つ。横須賀出身・在住の実力派らが、EMクラブをしのぶ優雅な演奏を披露する。
11月3~5日は、ドブ板通りとライブハウス「ヤンガーザンイエスタディ」(大滝町)で開く。ドブ板通りではアメリカンバーなど11会場で約60ステージを展開。若手ミュージシャンやアマチュアバンド、ビッグバンドなどが競演し、町中がジャズであふれる。
チケットは、ベイサイド・ポケット会場は1日通し券前売り5千円(当日6千円)など。ドブ板通りとヤンガーザンイエスタディ会場は、1日通し券前売り2500円(当日3千円)。野外ステージは無料。
問い合わせは、実行委員会電話080(4473)0550。