
60回の節目を迎えた鎌倉市民文化祭のオープニングイベントが24日、鎌倉生涯学習センター(同市小町)で開かれ、ファンファーレ演奏や獅子舞がスタートを彩った。12月23日までの期間中、鎌倉彫や華道の展示、合奏や演劇など市民による文化活動がまちを盛り上げる。
文化祭は1957年に始まり、同市が主催。市内で活動する文化団体が日ごろの成果を発表する。
オープニング式典で、文化祭企画運営委員会の曽根民子会長は「出演者や出品者だけでなく、来場するみなさんも参加者の一人。そういう思いで、今後も発展させていきたい」とあいさつ。鎌倉交響楽団がファンファーレやディズニーメドレーを響かせたほか、小袋谷囃子会が獅子舞を披露した。60回の歴史を振り返る年表や写真が並んだ回顧展も開かれた。
同センターのほか、鎌倉芸術館(同市大船)などで各種企画を開催。問い合わせは、市文化人権推進課内の事務局電話0467(61)3872。