かながわ信用金庫(横須賀市小川町)は13日、窓口業務の職員らを対象に、恒例の手話講習会を開いた。聴覚障害への理解と、サービスの向上を目的に毎年行っている研修で、本支店から約40人が参加した。
参加者は、県保健福祉局から派遣された手話講師4人から、最初にあいさつなどの手話表現の基本を学んだ。
2グループに分かれての実践編では、慣れない指文字に戸惑いながら、ATM(現金自動預払機)、通帳、現金引き出しなど、金融機関に関連する言葉や会話表現にも挑戦した。
初参加の職員は「手話は難しかったが、耳の不自由なお客さまが窓口を訪れた際、どう案内すればいいかのこつも分かり、役に立った」と話していた。