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自衛官、定年後も地元で 人材確保へ企業説明会 横須賀

話題 | 神奈川新聞 | 2017年9月15日(金) 15:31

企業の説明に耳を傾ける自衛官ら=ヴェルクよこすか
企業の説明に耳を傾ける自衛官ら=ヴェルクよこすか

 自衛官が多く暮らす土地柄を生かして地元企業の人材不足を解消しようと、定年退職を迎える自衛官を対象とした初めての合同企業就職説明会が14日、横須賀市日の出町のヴェルクよこすかで開催された。市の主催。

 市経済企画課によると、自衛官の定年は50代半ばがほとんど。海上自衛隊横須賀基地や陸上自衛隊武山駐屯地など市内の自衛隊の基地では、毎年150~200人が定年退職している。

 2015年度は、そのうち6割以上が自衛隊の就職援護組織を介して就職活動を行ったが、市内で再就職を決めたのは12%にとどまった。住み慣れた横須賀で仕事を探す自衛官と、人材不足に悩む地元企業のマッチングをしようと就職説明会が企画された。

 自衛官は、フォークリフト運転者やボイラー技士などの有資格者が多いことや、体力面で期待され、建設業、警備業、福祉施設などから22団体が参加。ブースごとに大勢の自衛官が集まり、熱心に説明に耳を傾けていた。

 障害者施設を運営する社会福祉法人「みなと舎」(同市芦名)は、「福祉業界の人手不足は深刻。最近は施設で起きる事件もあるので、自衛官には部外者への対応を期待している」と話していた。

 
 

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