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高校生がラジオ出演や催し企画 課題解決へ企業とタッグ

話題 | 神奈川新聞 | 2019年8月14日(水) 12:33

元石川高校有志団体「モア」


ラジオ番組に出演したMoreのメンバー =横浜市青葉区(横浜コミュニティ放送提供)
ラジオ番組に出演したMoreのメンバー =横浜市青葉区(横浜コミュニティ放送提供)

 地域の企業や商店から要望や課題を聞き取り、一緒になって解決策を探る活動に高校生グループが取り組んでいる。県立元石川高校(横浜市青葉区)の有志24人でつくる「More(モア)」だ。グループ名を引き合いに、代表を務める3年の水口海希さん(17)は「もっと地域に貢献し、盛り上げたい」と意気込んでいる。

 7月23日夕、メンバーは地元ラジオ局「FMサルース」のスタジオを訪れ、30分間の番組に出演した。ラジオ局と協力して番組制作そのものにも携わっているメンバーは、「高校生の夏の必須アイテム」や「若者言葉」を紹介。「あなたの青春」をテーマにした街頭インタビューでは、地域の“先輩”から携帯電話がなかった時代の恋愛話を聞き、現在との違いを、驚きをもって伝えた。

 モアが地元企業とタッグを組んだ活動は、今回のラジオ局が初めて。「若い世代にラジオの魅力を伝えたい」という思いを形にした。MCを務めた2年の鈴木理那さん(16)は「緊張したけどあっという間に終わった。達成感がある」と満足そうに話した。

 モアは2017年4月、岡部佳文校長(60)の呼び掛けで結成された。前任校で「地域貢献アイドル」を立ち上げて生徒と活動した経験を生かし、当初はダンス部の女子生徒4人で活動を開始。特殊詐欺の被害防止を呼び掛ける歌やダンスを地元の老人ホームやイベント会場で披露してきた。

 転機を迎えたのは、今年4月。同校が力を注ぐ選択教科「アントレプレナーシップ(起業家精神)」の授業で岡部校長がモアへの参加を呼び掛け、1、2年生約20人が新たに加わった。「社会の中で実践的な教育をして、自ら課題を見つけて解決できる力を養ってほしい」との狙いから、活動を拡大。地域の課題や要望を聞き取った上で、企業や商店と一緒に活動することを目指すことにした。

 ラジオ番組の制作と出演はその第1弾で、「実際の企業と一緒に活動できるのはモチベーションになる」とメンバーは手応えを口にする。現在は学生服のデザイン開発や商店街イベントの企画にも挑戦している。

 水口さんは「社会に影響を与える楽しさを知った。将来は医療関係の仕事に就きたいので、経験を生かしたい」と話していた。

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