広島の原爆被害を題材とした映画「父と暮せば」の上映会が16日、川崎市高津区の高津市民館で開かれる。「川崎市民平和のつどい」の一環として、実行委員会が企画した。
2004年公開の同作品は、原爆投下から3年後の広島が舞台。生き残ったことへの負い目に苦しみながら生きる娘と、その前に幽霊となって現れた父との心の交流を描いている。
作家の井上ひさしさんの同名戯曲を基に製作され、娘役を宮沢りえさんが、父親役を原田芳雄さんがそれぞれ演じている。
上映会は16日午後1時から。入場無料(定員600人)。問い合わせは、川崎教職員会館電話044(433)9100。