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児童ら招き実験ショー 東海大「世界一行きたい科学広場」

話題 | 神奈川新聞 | 2019年8月8日(木) 05:00

水圧を加え、発泡スチロールのカップを小さく圧縮する実験をする子どもたち =東海大学湘南キャンパス
水圧を加え、発泡スチロールのカップを小さく圧縮する実験をする子どもたち =東海大学湘南キャンパス

 理科離れが進む子どもたちに科学の楽しさを知ってもらう催し「世界一行きたい科学広場」が5日、東海大学湘南キャンパス(平塚市北金目)で開かれた。定番のスライム作りや最新機材を使った実験など、夏休み中の子どもたちが科学の最前線を体感した。

 2015年から始まった「科学広場」は学生らが主体となった同大チャレンジセンター「サイエンスコミュニケーター」の主催。同大の情報理工学部や理学部の研究室などが設けたブースを子どもたちが巡った。

 中央ステージではテレビ番組にも出演するNPO法人「ガリレオ工房」の滝川洋二理事長が光をテーマに実験ショーを行い、光の直進や屈折などの仕組みを解説。各ブースでは学生が指導役となり、児童がのりなどを使ったスライムや偏光板を利用したステンドグラス作りに挑戦した。


スライム作りに挑戦する子どもたち=東海大学湘南キャンパス
スライム作りに挑戦する子どもたち=東海大学湘南キャンパス

 実験器具を使い、大地震による液状化のメカニズムを再現するブースも。担当教員は「液状化はどこでも起こりうる。夏休み中にハザードマップなどで住んでいる場所の地盤がどうなっているのかぜひ調べて」と呼び掛けた。

 また、深海の水圧を再現したブースでは、子どもたちが加圧レバーを押し、水槽に入った発泡スチロールのカップがつぶれていく様子に歓声を上げた。伊勢原市から参加した小学2年生(7)は「カップが小さくなってびっくりした。スライム作りも楽しかった」と喜んでいた。

 
 

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