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自殺予防を訴え 啓発グッズ配布 相模原

話題 | 神奈川新聞 | 2017年9月12日(火) 02:00

駅利用者に自殺対策の啓発グッズを配布する参加者たち=相模原市緑区、JR橋本駅北口
駅利用者に自殺対策の啓発グッズを配布する参加者たち=相模原市緑区、JR橋本駅北口

 世界自殺予防デー(10日)と自殺予防週間(10~16日)にちなみ、JR橋本駅北口周辺(相模原市緑区)で11日、自殺対策周知を目指した街頭キャンペーンが行われた。

 古賀浩史副市長、沼倉孝太市議会議長、米山定克副議長をはじめ、市職員、市自殺対策会議のメンバーら14団体・約50人が参加。サッカーJ3・SC相模原をはじめ各ホームタウンチームの選手たちも協力した。

 参加者を前に、古賀副市長は2016年の市内の自殺者について「100人を切ったのは多くの皆さんの取り組みの成果だが、まだ92人もいる。総合的に対策を講じ、生きることへの支援につなげたい」と強調。沼倉議長も「救える命は必ずあると、強い思いで呼び掛けてほしい」と話した。参加者たちは健康問題、家庭問題、経済・生活問題などさまざまな悩みの相談を呼び掛ける啓発グッズ約2千部を駅利用者に配布した。

 
 

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