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70回目「秦野たばこ祭」開催へ 秦野、2千発の花火やパレード

話題 | 神奈川新聞 | 2017年9月11日(月) 10:15

「秦野たばこ祭」に登場した青森ねぶた=昨年9月24日、秦野市役所
「秦野たばこ祭」に登場した青森ねぶた=昨年9月24日、秦野市役所

 70回目となる「秦野たばこ祭」が23、24の両日、秦野市役所や小田急線秦野駅周辺で開かれる。禁煙、嫌煙の風潮が広がるが、「たばこは街発展の功労者」と名称を変えずに市民祭として続いてきた。例年の3倍となる2千発の花火を打ち上げるなどして節目を祝う。

 江戸時代に始まった秦野のタバコ栽培は明治、大正時代に全盛期を迎え、薩摩、水戸とともに日本三大タバコ産地として知られ、街の発展を支えた。たばこ祭は戦後の1948年、農家を慰労し、地域を活性化させようと始まった。

 当初はタバコの品評会や吸って銘柄を当てるコンテストもあった。松坂慶子さんや高橋恵子さんら人気女優が「ミスたばこ」として街をパレードした。ところが、秦野産タバコは輸入品に押され、衰退。生産農家も花や果物などに転作し、84年、タバコ栽培は終了した。

 さらに禁煙、嫌煙の流れの中で、「たばこ祭の名は時代に逆行しているのではないか」などの声も出るが、「秦野はタバコのおかげで発展できた。たばこ祭は喫煙を奨励するものではなく、先人の苦労や情熱を思い出すための市民祭」(市観光課)と名称を変えずに続けてきた。

 現在、イベントは花火大会やパレード、青森ねぶた祭、ステージなどが柱。タバコにちなむものは「たばこ祭」の名称と多くの市民が踊る「たばこ音頭」と、日本たばこ産業(JT)主催の吸い殻などのごみを拾うクリーンキャンペーンなどしか残っていない。

 ことしは70回目を記念し、オープニングパレードでは往年の「ミスたばこ」パレードにちなみ、ミス日本「水の天使」など各地のミスコンテストの受賞者4人を招待。大地康雄さん、福士誠治さん、鶴田真由さんら秦野を舞台にした映画「じんじん~其(そ)の二~」の出演者と共に練り歩く。最終日の花火大会では多くの花火を打ち上げる。

 市観光課は「70回の節目にふさわしい心に残る祭りにしたい。100回を目指し、がんばりたい」と意気込んでいる。

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