改修のため8月から来年3月末まで長期休館する横浜市歴史博物館(同市都筑区)で7月31日、企画展ゆかりのご当地キャラクターを招いたイベントが行われ、最終日を盛り上げた。
同館で開かれていた太田道灌の子孫らの歩みをたどる企画展「“道灌以後”の戦国争乱」にちなみ、太田氏の子孫同士が争う場となった葛西城(現東京都葛飾区)のご当地ヒーロー「葛西城戦士カツラギ」が登場。ショーを披露し、親子連れが楽しんだ。都筑区内から中学3年の娘と来館した母(35)は「数日前に(休館を)知った。再開後の展示も楽しみ」と話していた。
同館は来年4月の再開に向け「企画展の準備を進めていく」としている。繭細工や勾玉(まがたま)などを作るワークショップは、同館に隣接し休館中も開いている大塚・歳勝土遺跡公園内の工房で続ける。問い合わせは同館電話045(912)7777。