
2020年東京五輪で自転車ロードレースが行われる相模原市は、大会機運を盛り上げようと「(仮称)さがみはらサイクルフェスティバル」を11月17日に同市中央区の米陸軍相模総合補給廠(しょう)と周辺道路で開催する。
メイン会場は米軍との共同使用区域になっている補給廠の敷地内。15年に日米の共同使用が始まってから市主催のイベントで使うのは初めてという。
イベントでは周回コースを使って、プロ選手と一般参加者による自転車レースがそれぞれ行われる。具体的なコースの場所や距離は今後検討していく。
会場内では自転車安全啓発教室なども行う予定。共同使用区域南側の補給廠一部返還地では、市が主催するイベント「潤水都市さがみはらフェスタ」を同時開催する。

本村賢太郎市長は23日の定例会見で、「五輪自転車ロードレース競技に向けた機運を醸成し、大会後のレガシー(社会的遺産)創出に向けた取り組みにしたい」と話した。