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「ヤマユリ」地域の象徴に 二宮町「友情の山」に300本

話題 | 神奈川新聞 | 2019年7月21日(日) 05:00

一般公開が始まったヤマユリ =二宮町百合が丘の町立一色小学校
一般公開が始まったヤマユリ =二宮町百合が丘の町立一色小学校

 二宮町立一色小学校(同町百合が丘)の裏山で20日、地域住民が手入れをしているヤマユリの一般公開が始まった。長引く梅雨の影響で例年より開花が遅れ気味だが、関係者は「週明けには六分咲きぐらいになり、見頃を迎えるのでは」と期待している。

 「友情の山」とも呼ばれる裏山の約200メートルには、300本以上のヤマユリが自生する。かつて同町の百合が丘地区の丘陵地にはヤマユリが多く見られたが、1960年代の住宅開発で消滅。同校の裏山は貴重な群生地という。

 地域住民でつくる「一色小学校区地域再生協議会」が2015年から、花の世話のほか、雑草刈りや散策路の整備などに取り組んできた。夏休み中に期間限定で一般公開する試みもことしで4年目を迎える。

 高齢化率が4割を超える同地区だが、地元の商店街では毎年、住民有志による鉢植えのヤマユリの鑑賞会も行われる。協議会事務局長の廣上正市さんは「ヤマユリをシンボルとして地域のコミュニティーを復活させたい」と意気込んでいる。

 一般公開は23日までで、午前10時~午後3時。当日の朝が雨天の場合は中止となる。

 
 

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