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1世紀お疲れ様 箱根登山鉄道モハ1形がラストラン

話題 | 神奈川新聞 | 2019年7月19日(金) 20:13

強羅駅を出発し、拍手で見送られるモハ1形の103号と107号=箱根町強羅
強羅駅を出発し、拍手で見送られるモハ1形の103号と107号=箱根町強羅

 箱根登山鉄道の車両で姿や名前を変えつつも1世紀にわたって活躍したモハ1形の103号、107号が19日、ラストランを終えて引退した。同社では最後となる「吊(つ)り掛け駆動方式」。強羅駅や箱根湯本駅では鉄道ファンが別れを惜しんだ。

 同社によると、2両は1919年の開業時からの車両であるチキ1形を、50年に木造から鉄製へ改造。吊り掛け駆動方式は、走行時に独特のうねり音をあげるのが特徴という。通常運行は18日に終え、19日は貸し切り列車として走行した。

 強羅駅で行われたラストラン出発式では、乗務経験のある小田急箱根ホールディングス経営統括部の落合伸哉さん(32)が「あなたが箱根の地で守り続けてきた登山スピリットは後輩の車両に受け継がれます」と述べた。


強羅駅で行われたラストランの出発式では、花束の贈呈も行われた=箱根町強羅
強羅駅で行われたラストランの出発式では、花束の贈呈も行われた=箱根町強羅

最後の雄姿を収めようと、強羅駅にも鉄道ファンらが詰め掛けた=箱根町強羅
最後の雄姿を収めようと、強羅駅にも鉄道ファンらが詰め掛けた=箱根町強羅

最後の雄姿を収めようと、箱根湯本駅で熱心にシャッターを切る鉄道ファン=箱根町湯本
最後の雄姿を収めようと、箱根湯本駅で熱心にシャッターを切る鉄道ファン=箱根町湯本

最後の雄姿を収めようと、箱根湯本駅で熱心にシャッターを切る鉄道ファン=箱根町湯本
最後の雄姿を収めようと、箱根湯本駅で熱心にシャッターを切る鉄道ファン=箱根町湯本
 
 
 

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