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事業化から20年 新東名への道路が開通 伊勢原

話題 | 神奈川新聞 | 2019年7月17日(水) 05:00

県道603号(上粕屋厚木)の開通を祝う式典=伊勢原市内
県道603号(上粕屋厚木)の開通を祝う式典=伊勢原市内

 整備が進む新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジ(IC)に接続する伊勢原市内の県道603号(上粕屋厚木)が16日、開通した。事業化から約20年越しの実現で地域交通の充実だけでなく、遠方から市内観光地への誘客効果も期待される路線だ。同日は多くの住民や関係者らが式典や開通前の「通り初め」に参加し、完成を祝った。

 開通した県道は、大山街道の石倉橋交差点から新設された日向薬師入口交差点までの計約1・2キロ。市が観光振興に力を入れる大山や日向薬師などの各アクセス道路に通じるほか、2019年度開通予定の伊勢原大山ICや、国が整備を進める厚木秦野道路の(仮称)伊勢原北ICとも接続される予定だ。

 現地で行われた式典では県平塚土木事務所の相原久彦所長が、「多くの方々の協力で開通を迎えられた」と感謝。高山松太郎市長は「悲願だった伊勢原大山ICの開通も迫り、交通環境が整う。地域活性化に向け努力していく」と語った。

 小雨がぱらつく中、通り初めでは住民らが傘を差して歩いた。同市上粕屋の主婦(71)は「ICが開通すれば娘たちの帰省が便利になる。市内もますます活性化されれば」と期待を語った。

 
 

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